高度な医療人とかいう謳い文句にイライラしてきた!今こそ専門性より一般教養なのでは?
管理人のNicoです。 「高度な専門性を育成する」という私立大学の広告について述べようと思います。
専門性云々よりもまず基礎をすべき
家建てる時でも、基礎をしっかりと作らないとその上にいくら立派な建物を作っても壊れてします。 それは、学習にも言えます。 詰め込み教育ばかりしてきた高校卒業した子供に、医療倫理や法律について議論なんかできません。 私は、大学4年間(学部)では、一般教養のみ勉強するでいいと思います。 英語教育、経済、歴史、法律、文化、倫理、哲学、国際情勢などを幅広く学ぶことによって、死ぬまで使える教養を身につけてから、専門性を磨くべきです。 具体的な医療についての勉強は、大学院で勉強で十分です。 医療従事者になりたければ、最低、学部(4年間)+修士課程(2年間)学習しないと国家試験を受験できないようなシステムを作るべきだと思います。 その代わりに国家試験の詰め込み教育は無しにして、学部では一般教養のみをしっかりと議論できるくらいになるのが理想です。 具体的には、カントについて述べてくださいと言われれば、自分の思想を交えて議論できるレベルです。
大学院の講義は全て英語で
学部でしっかりと一般教養をつけた後は、大学院に行き専門を学びます。 大学院の講義は、すべて英語で、教科書も原文(英語)を選ぶべきです。 そのためにも学部でしっかりと英語教育を行い、日本式英語教育の弊害から脱出すべきです。
まとめ
基礎を作る教養が大事。理想論を言ったものの現実はすぐにはできません。 やはり個人的にできることは、読書やE-learningなどで教養をつけるべきでしょう。 仕事と自分の適正のミスマッチを避けるためにも死ぬまで使える教養を身につけるべきですね。