やってはいけない6つのストレス解消法とは?
閲覧ありがとうございます.管理人のNicoです. 世の中にはストレスを感じた人はつい手を出しがちな解消法がいくつもあります. その中で効果がないだけではなく逆にストレスを悪化させてしまうような事は少なくありません. これから紹介する6つのストレス解消法は心理学の世界で最も権威のあるアメリカ心理学会が間違ったストレス対策として公表したものです. 自分が間違ったことをしていないかぜひ確認してみてください.
- ギャンブル
ギャンブルは一時的に脳内麻薬を分泌し神経を激しく興奮させる効果があります. しかし脳内麻薬がすぐに減ってしまうのでその効果はすぐになくなってしまいます. あくまで神経を「刺激」するだけなのでストレス対策にはならないです. それどころか長く続けると脳内麻薬の効きが悪くなっていくためギャンブルをしていない時はイライラするようになります.いわゆる禁断症状です.
- ショッピング
ショッピングもギャンブルと同じで欲しいもの買ったせいで一時的に神経が興奮しただけです. 買い物の喜びが薄れればまた神経の疲れが残るばかりです. 特にブランド物や贅沢品ほど逆にストレスが増えてしまします.
しかしショッピングの例外があります.それは経験に使った場合です.
・例えば旅行やスポーツクラブ英語の練習または他人のために使うこと ・募金や困った友人への融資 ・お金で時間を買った場合.例えば,家事代行サービスや仕事アウトソーシングなど
これらの場合はお金払ってもストレスは増えず逆に幸福度アップします. キーワードはモノより経験ですね.
- タバコ
タバコをよく吸ってらっしゃる方はタバコでリラックスできるとおっしゃっていますが,これは大きな勘違いです. タバコを吸うとニコチンが約8秒で脳に出しドーパミンと言う神経伝達物質を分泌させます. ドーパミンは別名やる気ホルモンと言われ人間の意欲を高める物質です. そのためドーパミンが増えると私たちは幸せになってよなったような気分になり, また,やる気を高めると同時に心拍数を高め筋肉を緊張させる作用を持つからです. つまりタバコでリラックスした気分になるのは錯覚であり本当は歩も体も緊張した状態になっただけで,後に疲れとイライラだけが残ってしまうものです.
- お酒
お酒もよくあるストレス対策ですが逆効果です. アルコールを飲むと大脳が麻痺し,短期的に理性が低下します. そのせいで本能や感情が解放され先により楽しくなったような気分が上がります. それと同時にお酒は人体にストレス反応も与えてしまいます. これは,視床下部や副腎に刺激を与えストレスホルモンを増やします. ただ,例外はあるようでたまに友人と「楽しむ程度」に飲むくらいならOKのこと. お酒は不幸の一時停止と昔から言われるのもこの理由かもしれませんね.
- 食べ過ぎ
食べ過ぎよくないのは実はタバコと同じメカニズムで働いています. やはり急激にドーパミンが増やす働きがあるからです.
- ゲームやネット
これが良くないのは短時間でお手軽なご褒美が得られてしまうことです. 誰もがスマホ持っているのですぐにゲームを遊んだりすることができます. しかもソーシャルゲームの種類の多さといったらビックリします. またこれもすぐにドーパミンの分泌が促されて,その結果タバコや食べ過ぎと同じように心には疲れが溜まいます. これはゲームやネットサーフィンが問題なのではなく,はっきりとした目的意識がなしに刺激が強い情報に気をとられてしまうのが問題です. ですから,「私はストレスを感じているからゲームで遊ぶ」という明確な目的を持っていれば, ゲームでもネットでも有効に使うことができるのです. 使い方が大切と言う事ですね.
まとめ
ストレス社会と言われて久しい社会ですが,一般的にストレス対策は間違っているものが多いです. 私個人的には,ストレス対策法として,筋トレや瞑想,読書などを行っています.
参考文献 週40時間の自由をつくる 超時間術